|
||
![]() |
||
当科は、がんを代表とする命に関わるような病を患っている患者様、及びそのご家族に対して、病気を治すという視点だけでなく、身体や気持ちのつらさ、生活そのものに対する悩みを解決するという視点でも対応策を考えていく、そして人生の質を高めるという大きな目標を掲げていくという考えを重視する「緩和ケア」を専門に提供させていただいております。 緩和ケアは決して、終末期の患者様だけに提供されるものではありません。がんと告知された時点から患者様、ご家族へ提供されなければならないものであり、病状の進行に伴って、その比率は増えてまいります。また、お亡くなりになった後でも、ご遺族へのケアは引き続いてなされなければなりません。当院では、良質な緩和ケアを提供するために、多くの専門的職種によるチームアプローチを基盤として、医療スタッフと患者様、ご家族とのコミュニケーションを大事に考え、患者様への全人的ケアを念頭において、個々の患者様、ご家族にとって、最適と思われる判断を導き、実行していくように心がけております。 平成21年8月より、緩和ケア病棟が58床に増床になりました。また、緩和ケア病棟だけでなく、一般病棟においても、同様のケアがなされております。当院の地域連携室等を通して、お気軽にご相談いただければ幸いに存じます。 |
||
当院の疼痛治療の取り組み ●アブストラル®使用の手引き |
||
トップページへもどる |